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中学教師の夫が、よりによって教育委員会の女とW不倫!!ありえない…こんなの許せますか?怒りのサレ妻ブログ

【第60話】離婚か再構築か

 

「本当にごめん・・・。

 もう一度、

 やり直させてください・・・。」

そう言って、クズ夫はまた

土下座をしました。

 

安っぽい土下座。

そう思いました。

 

こんな姿を見たって、

私の壊れた心はもとには戻らない。

 

失った信頼は取り戻せるわけもない。

 

幸せな家族には、もうなれない。

 

 

私に残された選択肢は、

離婚か、あるいは

“家族ごっこ”を演じて生きるかの

どちらかでした。

 

「再構築」と言えば聞こえはいいけど、

これだけの裏切りをした夫と、

仲良しこよしなんてできるはずもない。

 

でも、たとえば離婚したとして、

この家はどうする?

子どもたちは引っ越しとか転校は

したくないと言っているし、

不倫された側の私たちが

出ていくのもおかしな話です。

 

かと言って、ダンナなしで

毎月8万円を超えるローンを

払い続けることができるのか…。

 

結婚後、ずっと仕事をセーブしてきた

私には、正直、自信がありませんでした。

 

そして何より、

この時は自分の怒りと悲しみを

処理することで精いっぱいでした。

 

私の今の、この怒りをぶつけられる

相手は、クズ夫しかいない。

まだ、聞きたいこと、

問い詰めたいことも山ほどある。

今すぐ離婚というわけにもいきません。

 

「今はまだ、何も決められない。

 アンタの顔見るのも腹が立って、

 これからのことなんて

 考えられない。」

 

それだけ伝えました。

 

「わかった。

 今日も車で寝るよ・・・。

 毛布持っていっていい?

 めちゃくちゃ寒くてさ。」

そう言って、クズ夫は

玄関を出て行きました。

 

2月の末です。

外はキンキンに冷えていて、

車内で眠るのは体にこたえるでしょうが、

自業自得です。

 

こうして、静かになったリビングで、

私と子どもたちは夕食を食べ、

お風呂のあと、3人でベッドに入りました。

 

3人で、寄り添って眠りました。

 

ただ、私は、

子どもたちを寝かせたあとも、

ずっとあれこれ考えては

腹を立てたり、涙を流したりして

朝方まで、ぐるぐる回る頭を抱えて

横たわっていました。

 

 

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不倫撲滅ドットコム 美咲

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