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中学教師の夫が、よりによって教育委員会の女とW不倫!!ありえない…こんなの許せますか?怒りのサレ妻ブログ

2022-01-01から1年間の記事一覧

【第67話】 悪い夢ならよかったのに

卒業式のあと、 他の先生たちと 飲みにでかけたクズ夫。 さすがに日付をまたぐことは なかったものの、 午前0時近くになって ようやく帰宅しました。 おそらく、玄関前に 散らばった花を見て 慌てたのてしょう。 おそるおそる、という感じで リビングに入っ…

【第66話】不倫教師の卒業式

公立中学校の卒業式の日。 クズ夫は無事にその朝を迎え、 何事もなかったように式を済ませ、 生徒たちとの別れを惜しんだようです。 午後になると、 「卒業式が無事に終わりました。 ありがとう。」 というLINEメッセージが 私に届きました。 続いて 「仕事…

【第65話】クズ夫を家に入れる

その夜も、クズ夫は 帰宅すると、 自宅の駐車場に停めた 車の中で、 夜を過ごしていました。 キンキンに空気の冷えた、 寒い夜でした。 もうすぐ、中学校は 卒業式です。 当時クズ夫は 中学3年生を担任していました。 今、おそらく学校では 式の準備や練習…

【第64話】一緒に頑張ろう

「…美咲さん、働こう。」 教頭先生は、 きっぱりとした口調で、 私に言いました。 「辞めなくていい。 辞めちゃだめよ。 だから一緒に働こう。」 私は、ゆっくりと 目を上げ、 教頭先生を見ました。 「美咲さんが辞めることない。 こういうときは 仕事してた…

【第63話】予想外の展開

「わかるわ。 …私も同じだったから。」 「…え?」 教頭先生の口から出たのは、 意外すぎる言葉でした。 「実は私も同じなのよ。 私もダンナが中学校の教師だったの。 でも、結婚してすぐよ。 本当にすぐに、 ダンナの裏切りがわかって、 離婚したの。」 「え…

【第62話】教頭先生に相談

会議室に着くと、 私は教頭先生と一緒に、 長机とパイプ椅子を 向かい合わせに並べました。 「こんな感じでいいかな。 じゃ、座って。」 そう言われて私は腰掛けました。 「…それで、今日はどうしたの? 何かあったの?」 教頭先生は 優しくたずねてくれまし…

【第61話】夫の不倫…もう仕事は続けられない

うつらうつらして、朝になると、 ボーっとした頭で、 どうしてこんなにしんどいのだろう、 今日は何曜日だっけ、などと しばらく考えます。 ああ、そうだ、私はサレ妻なんだった、 そんなふうに、どんよりとした気持ちで 体を起こします。 その頃の私は毎日…

【第60話】離婚か再構築か

「本当にごめん・・・。 もう一度、 やり直させてください・・・。」 そう言って、クズ夫はまた 土下座をしました。 安っぽい土下座。 そう思いました。 こんな姿を見たって、 私の壊れた心はもとには戻らない。 失った信頼は取り戻せるわけもない。 幸せな…

【第59話】えげつない話

私は、聞けば聞くほど 怒りで頭に血がのぼり はらわたが煮えくり返るようでしたが 聞かずにはいられませんでした。 こうなったらとことん 聞いてやる、聞き出してやると 根ほり葉ほり問い詰めました。 クズ夫は、私の質問に 答えにくそうにしながらも ぽつり…

【第58話】出るわ出るわ

ひととおりクズ夫の言い訳を聞くと、 私は再度問いつめました。 「なんかお酒のせいみたいに言ってるけど、 たとえきっかけは飲み会だったとしても、 そのあとまた2人で会うかどうか、 関係を続けるのか、やめるのかは あとで冷静になった頭で 考えられるよ…

【第57話】クズ夫の反省

クズ夫は、うなだれたまま ぽつり、ぽつりと話し始めました。 「僕が本当に間違ってた…。 いろんな人に怒られて やっとわかった。 こんなに大事な可愛い 奥さんと子どもたちがいるのに バカな遊びに夢中になって…。 僕はどうかしていた…。 仕事のストレスと…

【第56話】不倫教師への処分

クズ夫が教育委員会に 呼び出されたというその日、 どのような処分が下るのか、 私は楽しみに待っていました。 クズ夫は帰宅すると、今日も 「話をさせてください」 と連絡してきました。 その結果が聞きたくて私は 「わかった」と返事をし、 リビングで待ち…

【第55話】不倫の予兆

夫は仕事が忙しく、 家にいないことが当たり前に なっていた、 それ以外にも 今、思えばおかしいことは いろいろありました。 夫は、土日に部活だと言って 出かける時は、 私や子どもを起こさないように かなり早い時間に すごくそーっと出かけていました。 …

【第54話】教師のブラックな働き方+不倫

ここまで読まれた皆さんは、 なぜ私が夫の不倫に 五年間も気づかずにいたのか、 不思議に思われるかもしれません。 自分でも、本当に バカだったな、と思っています。 もっと早く、気づいていれば、 ダメージも最小に おさえられたかもしれないのに。 今思え…

【第53話】不倫が家族に与えるダメージ

次の日からも、私は仕事に行きました。 心も体も、まだ非常事態の中にいて ボーッとしたままでしたが、 なんとか必死で日常生活を続けました。 目覚ましとともに体を起こし、 食欲はないけど パンやコーヒーを流し込み、 子どもたちを起こし、 朝食を食べさ…

【第52話】義理の妹との電話

そうこうしているうちに、 クズ夫の弟のお嫁さん (義理の妹)から電話が かかって来ました。 ひとつ年下の義理の弟夫婦は、 とても気さくで、 子どもたちの年齢も近いことから よく連絡し合う仲でした。 数年前に弟くんの転勤で 遠い県に引っ越してしまったの…

【第51話】笑い話

クズ夫が出て行ったあと、 二階の子どもたちに向かって 「もうパパいないよ。」 と声をかけると、 二人はそっと部屋から出てきました。 顔を見ると、笑っています。 「びっくりした~、 パパの泣き声!」 「あんなに泣くぐらいなら、 不倫とかしなきゃいいの…

【第50話】不倫夫の号泣!

私はまだ攻撃をゆるめません。 「とにかく相手のダンナへの慰謝料は 自分でなんとかしな! 私への慰謝料と養育費もよろしく! 自分から進んで、家族との時間より ゴリラ女との時間を選んでたんだから もう救いようもないよ。 全部自分がまいた種だ! こうな…

【第49話】不倫相手の夫からも慰謝料請求

黙りこむクズ夫でしたが、 私はさらに低い声で問いかけました。 「向こうのダンナとは話したの?」 「話した…。会った。 昨日、呼び出されて。」 「どこで会ったの?」 「○○町のパチンコ屋の駐車場…。 向こうの車に乗れと言われて…。 助手席に座るように言わ…

【第48話】サレ妻の怒り

「謝ったって、 不倫した事実は消えない。 ごめんで済んだら警察いらない。 泥棒は、謝って物を返しても 許されないでしょう?」 「そんな、べつに 犯罪を犯したわけじゃないのに…」 「犯罪じゃなくても、 民法に違反してます! みんなを裏切って傷つけて、 …

【第47話】失った信頼は取り戻せない

クズ夫が床に頭をこすりつけて 土下座をするのを しばらく眺めていましたが、 私の心は動きませんでした。 ただ、そのみっともない姿を しらけた目で見つめていました。 「ごめんなさいって言えば 許してもらえると思ってるの? 子供じゃあるまいし。 何が悪…

【第46話】不倫夫の土下座

久々に見るクズ夫は、やつれた表情で とてもみすぼらしく見えました。 私と目を合わせようともしません。 うつむいて、ゆっくりと私の前に歩み寄ると 正座をして座りました。 しばらくの沈黙のあと、 「今日、校長と教頭に呼ばれて…」 と切り出しました。 「…

【第45話】そろそろ職場にバレた頃

その後の我が家です。 私が送った書類はそろそろ、 クズ夫とゴリエの職場に届く頃でした。 どちらも市内で、速達でしたから 次の日には届くはずです。 事務の人は開封して中身を確認し、 さぞびっくりしたことでしょうね。 クズ夫もゴリエも、それぞれの職場…

【第44話】忘れてはいけないあの芸能人の不倫

東出、渡部に続いて、 忘れてはいけないイヤ~な不倫ネタが 思い出されましたので、つけ加えます。 それはあの、人気歌手LiSA(りさ)さんの夫、 声優の鈴木達央(すずきたつひさ)の 自宅連れ込み不倫です。 大ヒットアニメ「鬼滅の刃」の 主題歌を歌い、紅白に…

【第43話】子どもたちの様子

再び我が家の話に戻ります。 クズ夫とゴリラ女の職場、そして 教育委員会の教育長宛に、 二人の関係を暴露する書面と 恥ずかしいメールすべてのコピーを 送りつけた私は、帰宅すると、 学校から帰ってくる自分の子どもたちを 迎えました。 子どもたちは私の…

【第42話】安倍元総理、昭恵夫人

今日はとてもショッキングなニュースが 日本中を駆け巡りました。 政治のことは抜きにして、私は このご夫婦はいつも仲良しでいいなあ、 と思っていました。 特にご主人が奥さまをとても大切にして、 どんな時も妻を守ろうとする、 その姿は、ちょっと嫉妬す…

【第41話】不倫発覚後、初出勤

その日の晩は、 子どもたちの眠るベッドに横になると、 すぐに意識が薄れて行きました。 とても、とても、疲れていました。 朝方、ダンナが そっと家に入ってきて、 シャワーを浴び、着替えなどをすませて 出勤していく音が聞こえました。 その後、私も子ど…

【第40話】家を出たダンナは…。

一方、家を出たダンナは、 どこに行ったのかと思えば、 自宅の駐車場に停めた自分の車の中で 一晩を明かそうとしているようでした。 家の窓からそっとのぞくと、 車の中でスマホのライトが光って 見え隠れしていました。 何のつもり? どこかに行けばいいの…

【第39話】壊れた幸せ

こんなとき、一体誰に相談したら良いのだろう…。 私は途方に暮れました。 母がそばにいたらなあ…。 そう思いましたが、 私の両親は、私が中学生の頃に離婚しており、 母とは疎遠になっていました。 父は典型的な亭主関白タイプで、 私が物心ついた頃から、い…

【第38話】我が家のその後

さてそろそろ、その後の 私たち夫婦の話に戻りましょう。 ダンナを追い出した後、 私はこれからのことを 考えなければいけませんでした。 今、住んでいる家は、 夫婦ふたりの名義で 10年前に土地と建物(新築の注文住宅)で 購入したものでした。 私の父から70…