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中学教師の夫が、よりによって教育委員会の女とW不倫!!ありえない…こんなの許せますか?怒りのサレ妻ブログ

【第62話】教頭先生に相談

 

会議室に着くと、

私は教頭先生と一緒に、

長机とパイプ椅子を

向かい合わせに並べました。

 

「こんな感じでいいかな。

    じゃ、座って。」

そう言われて私は腰掛けました。

 

「…それで、今日はどうしたの?

 何かあったの?」

 

教頭先生は

優しくたずねてくれました。

こういうとき、やっぱり

管理職に女性がいるというのは

心強いものだな、と思いました。

 

「あの…。実は…。」

私は、意を決して

話しはじめました。

 

「仕事とは全く関係のない話で

 申し訳ないのですが…。

 …実は、私の主人の

 不倫が発覚しまして…。」

 

「えっ!!ご主人さんが!?

 ・・・そうだったの・・・。

 ご主人さんって、たしか

 中学校の先生だったわよね?」

 

「はい・・・。

 気づいたのは先週末のことで・・・。

 相手も同業で、

 私もよく知っている

 英語の教師です。

 家に遊びに来たこともあるんです。

 我が家のバーベキューに。

 主人が前の学校で一緒に働いていて。」

 

「えっ・・・そうなの・・・。

 それは・・・ショックよね・・・。」

 

教頭先生はまゆをしかめ、

心から同情した表情をうかべました。

 

「それで、その、相手の女性というのが、

 今、教育委員会にいるんです。」

 

「えーっっ!? 

 ・・・本当なの!?」

 

教頭先生も、まさかという顔で

思わず大きな声を出しました。

 

「はい・・・。

 信じられない話なんですが、

 その人は今、教育委員会にいます。

 ✕✕課にいます。」

 

「えー・・・。そんな・・・!」

 

「それで、私は、

 子どもたちを連れて

 教育委員会に乗り込みました。

 証拠の写真を持って。」

 

「えーっ・・・!」

 

「その人のダンナも同業で、

 〇〇中の先生です。

 学校に電話をかけて呼び出して、

 そのダンナにも写真を見せて

 共有しました。

 うちの夫が務める△△中の

 校長あてにも、

 証拠の写真を送りました。

 教育長にも同じものを

 郵送しました。」

 

「・・・あらぁ・・・。」

 

「そんなわけで、今、私は

 夫や、その女や

 教育委員会を相手に

 大暴れしている状況です。

 とても普通の精神状態では

 ないと思います。」

 

「うん・・・。そうよね・・・。」

 

「授業のときは、

 気持ちを切り替えて、

 きちんと子どもたちに接していると

 思います。

 ただ、この先何があるか

 わかりませんし、

 仕事を続けてよいものか・・・。

 続けられるか・・・。

 ちょっと・・・自信がありません。

 まずは今のこの状況を

 知っていただきたくて

 お時間をいただきました。」

 

私は低い声で、

一気に話し終えました。

教頭先生は、うん、うん、と

うなずきながら一生懸命に

聞いてくれました。

 

 

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