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中学教師の夫が、よりによって教育委員会の女とW不倫!!ありえない…こんなの許せますか?怒りのサレ妻ブログ

【第65話】クズ夫を家に入れる

その夜も、クズ夫は

帰宅すると、

自宅の駐車場に停めた

車の中で、

夜を過ごしていました。

 

キンキンに空気の冷えた、

寒い夜でした。

 

もうすぐ、中学校は

卒業式です。

 

当時クズ夫は

中学3年生を担任していました。

 

今、おそらく学校では

式の準備や練習があり、

教室では生徒たちが

"卒業式まであと○日"という

カウントダウンカレンダーを

飾って、

残りの時間を大切に過ごしている

のだろうと思いました。

 

中学3年生にとって、

卒業式がどれほど大事かは

私にもわかります。

 

担任が体調不良やお休み

というわけにはいきません。

 

私はクズ夫に

LINEでメッセージを

送りました。

 

「一階のソファーで寝れば?

    卒業式前に風邪ひくと

   いけないから」

 

するとすぐに返事がありました。

 

「いいの?」

 

「私たちはもう二階に行くから

    どうぞ」

 

 

しばらくして、

静かにドアを開ける音がして、

クズ夫が入ってきました。

 

「ありがとう。」

 

私は黙ってうなずいてから

「おやすみ」と言い、

二階に上がりました。

 

クズ夫を許したわけではありません。

ただ、中学生たちのために

そうしただけでした。

 

それから卒業式までの間、

クズ夫は一階のソファーに寝て、

私たちは二階で過ごすという

家庭内別居のような状態が続きました。

 

クズ夫は、私達がまだ寝ている

早朝、シャワーを浴びたり

何か食べたりして、

私達が起きる前に

そそくさと出勤していきました。

 

私たちもなるべくいつも通りの

生活を続けました。

 

まだ私の心の中では

非常ベルが鳴り響いていましたが

きちんと仕事にもでかけ、

つくり笑顔で授業をこなしました。

 

時々、教頭先生が

廊下を歩きながら授業をのぞいて、

私の様子を気にかけてくれていました。

 

 

 

 

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不倫撲滅ドットコム 美咲

 

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