「 いつからなんでしょうね。」
「 わかりません。
でも、ウチのダンナの話では、
✕✕さんが教育委員会に異動になって、
すごくストレスをためていて、
話を聞いてあげていた、と。」
「 ・・・はぁ~。」
ご主人はため息をつきました。
「 ぼくから見ると、
異動になってからは
むしろ、前よりラクそうに
見えたんですけどね…。」
・・・でしょうね!!
教育委員会の仕事が、
現場より大変なわけがない。
そんなの口実に決まっている。
「 帰りは遅かったんですか?」
「 そうですね・・・。
その日によってバラバラですが、
遅くなることは増えました。
だから、ほとんど夜ごはんは
僕が作っていました。」
はぁ~!?
ダンナにメシ作らせて
他の男と恋愛楽しんでる
ゴリエ…。
どこまでも最低すぎるわ!!
「 弁当も僕が・・・。」
「 えっ、弁当まで!?」
ひどい。ひどすぎる。
ダンナの手づくり弁当食べながら
よくそんな悪行をはたらけたものです。
仮にも教師・・・。
しかも教育委員会の人間が
することか!?
私は怒りがフツフツと
沸いてくるのを感じました。
「 土日は?
土日も、仕事だと言って
出かけたりしていましたか?」
「 ありますね・・・。」
「 そんな、
教育委員会の人が
土日も出勤するようなことって
あるんでしょうか?
市役所も開いてないでしょう?」
「 ・・・まあ、でも、
入口のカギは持っていると
聞いていたし・・・。
仕事と言われれば、
そうなのかなって・・・。
信じちゃっていましたね・・・。」
仕事なんて ぜっっっったいウソ!
うちのクズ夫とラブラブデートを
楽しんでいたに決まっています。
不倫撲滅ドットコム 美咲